バイナリーオプションを行う上で資金管理が非常に重要になってきます。
今回は「バルサラの破産確率」という理論について解説します。
バルサラの破産確率とは?
バルサラの破産確率とは、数学者のバルサラが考案した理論です。
下の図がバルサラの破産確率を示した表になります。
この表は横軸に勝率（%）、縦軸を損益率で構成されています。
この破産確率とは資金がゼロになってしまう確率の事です。
この数字が0（ゼロ）だと破産の確率が0%で100だと破産の確率が100%ということになります。
この表を確認することにより勝てる勝率と損益率のラインがわかるということです。
一般的に、バイナリーオプションのペイアウト率が1.8倍の場合、資金を増やすには勝率が55.56%以上必要となってきます。
（100% ÷1.8 = 55.56%）
勝率がその値より低くなると資金は減ってしまいます。
バルサラの破産確率の表で、破産確率が5%以下だと勝てる目安とされています(理想は1%以下)
各業者で違いますがバイナリーオプションのペイアウト率は大体1.8倍~2倍である事ので、勝率60%以上で破産確率が0%という見方をします。
つまり、60%以上の勝率で勝ち続ける必要がります。
期待値とは?
期待値とは掛け金に対してどれだけの利益が見込めるかを表した数値です。
バイナリーオプションの期待値の計算は、ルール通りにトレードを繰り返したときの1回あたりの平均収支によって表されます
期待値が100以上 → 利益が得られる（長期取引の場合）
トレード 期待値が100以下 → 損失が発生（長期取引の場合）
となってきます。
上述の通り、期待値はある程度の回数（数百回~1000回）の取引を元に算出しなければなりません。
これは回数が少ないと偏りが出てしまうからです。
1回1回の取引の結果ではなく、 トータルの取引で利益が大きくなっているということが非常に重要です。
期待値が高い取引のルールを見つけることができれば、
「淡々とルールに従って取引を行っていけば資金は自然と増えていく」
ということになります。
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